不動産を売却するときの手続きと流れ

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不動産を売却するときの手続きと流れ

不動産の売却は人生でもあまり多くは体験出来ないものです。そのため、どのような手続きをしていったらスムーズにいくのかわかりにくいですよね。今回は、不動産売却の流れを一通りご説明致します。

 

★まずは情報収集!不動産屋へ相談

「売却するにしても何から始めたら良いか分からない」という人がほとんどです。まずは不動産屋に行き、ご自身の不動産の特徴を伝えながら、市場や売却までの流れをしっかりと担当者の方に聞きましょう。また、いきなり1社に絞らず、23社程度比較しながら回ってみましょう。

 

★一括査定にトライ!「高ければOK」ではありません

何社か回った後に、一度ご自身の不動産がどのくらいで売れそうか査定してみましょう。

ただし、ここで注意が必要です。「高く査定してくれた会社=良い会社」では決してありません。契約が取りたいために根拠なく高く査定する会社は要注意。表面的な数字だけでなく、「なぜこの金額になったのか?」という経緯をしっかり聞いてみましょう。提示金額の理由が明確であることが大事ですし、ご自身がそれに納得できるかどうかが重要です。

 

 

★担当者レベルで判断!いよいよ媒介契約

不動産会社は決して会社の規模だけで選んではいけません。会社、そして担当者の力量次第でその後の売却活動が大きく左右されるので慎重に選定しましょう。また、媒介契約にも「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」の3種類があります。ご自身に合った媒介契約を結ぶのが一番ですが、おすすめは「専任媒介」または「専属専任媒介」です。なぜなら、不動産屋の担当者も人間だからです。どの会社を選ぶか分からない人よりも「君に任せた」と言ってくれる人の方が頑張りたくなるものだからです。

 

 

★売り出し価格を決定!内覧体制も万全に

不動産屋の担当者が決まり、契約を済ませたらいよいよ売却活動です。まずは販売価格を決めます。どうしても高く売りたいと考え、市場からかけ離れた金額を設定してしまいがちですが、そこはグッとこらえましょう。専門家のアドバイスを聞きながら適正な金額提示を心掛けましょう!また、内覧の時は素敵な家であることを最大限アピール出来るように掃除は万全に。そして、広く部屋が見えるように整理整頓もしっかり行いましょう!

 

 

★条件交渉を経て売買契約へ!必要書類の事前準備も忘れずに

購入希望者が見つかったらしっかりと交渉をしましょう。販売金額だけでなく、決済日・引き渡し時期などの要望も伝えましょう。ポイントは自分の主張だけでなく、「相手にもメリットを与える条件」を提示してあげることです。たとえば、「引き渡し時期を1ヶ月早めてくれれば10万円値引きします」「金額を下げない代わりに今ある家具は差し上げます」など。また、売買契約では様々な書類が必要になるので慌てないように事前確認をしておきましょう。

 

 

★無事に引き渡し!各種手続きも忘れずに

引き渡し時には買い主さんに代金の領収証と鍵をお渡しします。なお、このときに所有権移転登記の申請も行います。当日の主な持ち物は早めに確認して時間がかかるものは前もって準備しておきましょう。また、引き渡しに合わせて引っ越しの手続き、電気・ガス・水道などライフラインの解約手続きなども合わせて行う必要がありますのでご注意ください。

 

 

★確定申告で税金対策を

不動産を売却して利益が出たときは確定申告が必要です。翌年の216日から315日までが提出期限となっておりますので初めての方は忘れないように気をつけましょう。また、マイホームの売却であれば、節税対象となる特別控除がいくつか用意されています。ご自身の売却がどの控除を適用すれば一番メリットが高いか専門家に相談してみましょう。