不動産買取で起こりやすいトラブル事例|失敗しないための対処法を解説

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不動産買取で起こりやすいトラブル事例|失敗しないための対処法を解説

相続した空き家や住み替えなどで、不動産の買取を検討している方も多いでしょう。
買取はスピーディーに売却できる一方、価格変更や契約条件を巡るトラブルが起こることもあります。
この記事では、不動産買取でよくあるトラブル事例と、事前に知っておきたい対処法を解説します。

 

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不動産買取でトラブルが起こる理由

不動産買取は、内覧対応や販売活動が不要なため、近年利用する人が増えています。
しかしその一方で、「査定価格と実際の買取価格が違う」「契約条件を十分理解しないまま契約してしまった」など、不動産買取に関するトラブルが起きるケースもあります。
トラブルを防ぐためには、まず「不動産買取の仕組み」と「なぜトラブルが起こりやすいのか」を理解しておくことが重要です。
ここでは、不動産買取の仕組みと、トラブルが発生する理由を解説します。

不動産買取とは?仲介との違い

不動産の売却には、大きく分けて「仲介」と「買取」の2つの方法があります。

項目 買取 仲介
売却先 不動産会社 一般の買主
売却までの期間 数日〜数週間 数ヶ月〜1年以上
売却価格 市場価格より低め 市場価格に近い価格で売れることが多い
仲介手数料 不要なことが多い 必要
内覧対応 基本不要 必要

 

不動産買取でトラブルが起こりやすい理由

不動産の買取は便利な売却方法ですが、仕組みを理解していないとトラブルが起こりやすくなります。
特に多い理由は次のとおりです。

価格の決まり方が分かりにくい

買取価格は、市場価格から再販にかかる費用や不動産会社の利益を差し引いて決まるのが一般的です。
例えば、次のような費用が考慮されます。

  • リフォーム費用
  • 販売活動費
  • 保有期間中の税金・管理費
  • 不動産会社の利益

 

そのため、買取価格は仲介での売却より20〜30%ほど低くなるケースが多いとされています。この仕組みを知らないと、査定価格とのギャップに驚き、トラブルにつながることがあります。

査定価格と買取価格が違うことがある

不動産の買取では、最初に提示される査定価格が概算価格(目安)の場合があります。
現地調査や権利関係の確認の結果、次のような理由で価格が変わることもあります。

  • 建物の劣化状況
  • 境界や権利関係の問題
  • 再販売の利益の変化

 

こうした価格の変更の理由が十分に説明されない場合、売主との認識の違いが原因でトラブルになることがあります。

売主が早期売却を希望しているケースが多い

不動産の買取は、次のような事情で早く売却したい人が利用することが多い売却方法です。

  • 相続した空き家の処分
  • 住宅ローンの問題
  • 転勤や住み替え
  • 離婚による財産整理

 

売却を急ぐあまり、契約内容や条件を十分確認せずに契約してしまい、後からトラブルになるケースもあります。

不動産会社によって対応の差がある

多くの不動産会社は適切に取引を行っていますが、説明の丁寧さや査定方法には会社ごとの差があります。
例えば次のようなケースです。

  • 査定の根拠が不明確
  • 契約条件の説明が不足している
  • 契約を急かされる

 

不動産買取でよくあるトラブル事例

ここでは、不動産買取で実際に起こりやすい代表的なトラブル事例を解説します。

査定額より大幅に価格を下げられた

不動産の買取で多いトラブルの一つが、査定額と実際の買取価格が大きく違うケースです。
例えば次のような流れです。

  • 最初の査定では高い金額を提示される
  • 売主が売却を前向きに検討する
  • 契約直前になって価格が下がる

 

このようなケースでは、売主がすでに売却の準備を進めているため、「今さら断りにくい」という心理が働き、結果的に安い価格で契約してしまうことがあります。
価格が下がる主な理由としては次のようなものがあります。

  • 建物の劣化が想定より大きかった
  • 境界や権利関係の問題が見つかった
  • 再販売の収益性が低いと判断された

 

契約直前に買取価格の変更を求められた

査定後に価格が変更されるケースはありますが、契約直前の価格の変更はトラブルにつながりやすい事例です。
例えば次のようなケースがあります。

  • 売買契約の直前に「社内決裁が通らない」と言われる
  • 「想定より修繕費がかかる」と説明される
  • 「市場価格が下がった」と理由を伝えられる

 

このような場合、売主はすでに次の住まいを決めていることもあり、価格が下がっても契約せざるを得ない状況になることがあります。

契約不適合責任を巡るトラブル

不動産の売却では、売主が契約不適合責任を負うケースがあります。
これは、引き渡した不動産に契約内容と異なる欠陥があった場合に、売主が責任を負う制度です。
例えば次のようなケースです。

  • 雨漏りが発覚した
  • シロアリ被害が見つかった
  • 設備の重大な不具合があった

 

仲介での売却では契約不適合責任を一定期間負うことが一般的ですが、買取では責任免除になるケースも多いです。
しかし、契約内容によっては責任を求められる場合もあります。
契約書の内容をよく確認せずに契約すると、引き渡し後に想定外の請求を受ける可能性があります。

強引に契約を迫られた

不動産の買取では、営業担当者から強く契約を勧められるケースもあります。
例えば次のようなケースです。

  • 「今日決めないと価格が下がる」と言われる
  • 「この条件は今だけ」と急かされる
  • 他社への査定依頼を止められる

 

このような営業手法は、売主が冷静に判断する時間を奪ってしまいます。
不動産の売却は多くの人にとって人生で何度も経験する取引ではありません。
そのため、焦って判断すると後悔する可能性があります。

不動産買取のトラブルを防ぐためのポイント

ここでは、不動産買取のトラブルを未然に防ぐための具体的なポイントを解説します。

査定価格の根拠を確認する

不動産買取のトラブルを防ぐために最も重要なのは、査定価格の根拠を確認することです。
次のポイントを確認しておきましょう。

  • 近隣の成約事例
  • 市場価格との比較
  • リフォーム費用の見込み

 

これらの説明が明確であれば、価格の妥当性を判断しやすくなります。
また、査定書をもらう際は次のような質問をするとよいでしょう。

  • この価格の算出根拠は何か
  • 将来的に価格が変更される可能性はあるか
  • 再販売価格はどのくらいを想定しているか

 

契約条件(引き渡し・契約不適合責任)を理解する

不動産の買取の契約では、価格だけでなく契約条件の確認も非常に重要です。
特に確認しておきたいポイントは次の通りです。

確認項目 内容
引き渡し時期 いつまでに退去が必要か
契約不適合責任 売主の責任が免除されるかどうか
設備の扱い 故障している設備を修理するかそのまま引き渡すか
解約条件 契約解除が可能なケース

 

例えば、契約不適合責任が免除されていない場合、引き渡し後に雨漏りや設備の不具合が見つかると修繕費を請求される可能性があります。
一般的な不動産買取では、売主の負担を減らすために契約不適合責任を免除する契約になることが多いですが、契約内容によって異なるため必ず確認しましょう。
契約書は専門用語が多く分かりにくい場合もあるため、不明点があれば担当者に質問するか、専門家に相談することも大切です。

買取保証や条件付き契約の内容を確認する

不動産の売却では「買取保証」が使われることがあります。
これは、一定期間仲介で売却活動を行い、売れなかった場合に不動産会社が買い取る制度です。
ただし、この仕組みを十分理解していないと、次のような誤解が生じることがあります。

  • 必ず査定価格で買い取ってもらえると思っていた
  • 買取価格が売り出し価格と同じだと思っていた

 

実際には、買取保証には次のような条件が設定されることが一般的です。

  • 仲介期間
  • 最終的な買取価格
  • 買取が実行される条件

 

そのため、契約前に次のポイントを確認しましょう。

  • 買取保証の買取価格
  • 買取が実行される条件
  • 仲介期間中の価格変更の可能性

 

条件を理解せずに契約すると、想定より安い価格で売却することになるケースがあります。

買取だけでなく仲介も比較する

不動産の売却では、買取だけでなく仲介も比較することが重要です。
買取はスピードが早いというメリットがありますが、仲介の方が高く売れる可能性があります。
そのため、売却方法を比較することで、より納得できる選択ができます。
一般的な違いは次の通りです。

売却方法 特徴
買取 スピーディーに売却できる
仲介 市場価格で売れる可能性が高い

 

特に、次のような場合は仲介の方が向いている可能性があります。

  • 立地条件が良い物件
  • 築年数が比較的新しい物件
  • 売却を急いでいない場合

 

一方で、次のような場合は買取が向いていることもあります。

  • 築古物件
  • 空き家や訳あり物件
  • 早期売却が必要な場合

 

このように、売却方法にはそれぞれメリットとデメリットがあるため、複数の不動産会社から提案を受けて比較することがトラブル防止につながります。

不動産買取のトラブルに遭った場合の対処法

不動産買取では、事前に注意していてもトラブルが発生してしまう可能性があります。
ただし、不動産取引は法律に基づいて行われるため、トラブルが発生した場合でも適切に対応すれば解決できるケースも少なくありません。
ここでは、不動産買取のトラブルが起きた場合の具体的な対処法を解説します。

契約前にトラブルが起きた場合の対応

売買契約を締結する前であれば、基本的に売主は自由に契約を見送ることが可能です。
そのため、少しでも不安を感じた場合は、無理に契約を進める必要はありません。
契約前に起こりやすいトラブルには次のようなものがあります。

  • 査定価格から大幅に価格を下げられた
  • 契約内容の説明が不十分
  • 強引に契約を迫られた

 

このような場合は、次の対応を検討しましょう。

  • 契約を急がず一度持ち帰る
  • 価格変更の理由を確認する
  • 他の不動産会社にも査定を依頼する
  • 家族や専門家に相談する

 

契約前であればリスクは比較的少ないため、焦らず慎重に判断することが重要です。

契約後にトラブルが発覚した場合の対処

売買契約を締結した後に問題が発覚するケースもあります。
例えば、次のようなトラブルです。

  • 提示された条件と契約書の内容が異なっていた
  • 引き渡し条件を巡るトラブル
  • 契約不適合責任に関する問題

 

契約後のトラブルでは、まず契約書の内容を確認することが重要です。
不動産売買契約は書面が重視されるため、契約書の記載内容が判断基準になります。

対応の流れとしては次の通りです。

  • 契約書・重要事項説明書を確認する
  • 不動産会社へ事実確認を行う
  • 書面やメールでのやり取りを記録する
  • 必要に応じて専門家へ相談する

 

特に、やり取りの記録を残しておくことは重要です。
後から第三者に相談する際に、状況を説明しやすくなります。
また、問題が大きい場合は弁護士や不動産の専門家に相談することも検討しましょう。

不動産トラブルの相談窓口

不動産取引に関するトラブルは、専門の相談窓口に相談することができます。
第三者の機関に相談することで、客観的なアドバイスを受けることができます。

主な相談窓口は次の通りです。

相談窓口 内容
不動産適正取引推進機構 不動産取引に関する相談
宅地建物取引業協会(宅建協会) 宅建業者とのトラブル相談
消費生活センター 消費者トラブル全般
弁護士 法律トラブルの相談

 

例えば、国土交通省が関係する機関である不動産適正取引推進機構では、不動産売買に関する相談を受け付けています。
また、宅地建物取引業者が関係するトラブルの場合は、宅建協会へ相談することも可能です。

相談する際は、次の資料を準備しておくとスムーズです。

  • 売買契約書
  • 重要事項説明書
  • 査定書
  • メールやメッセージの記録

 

これらの資料があれば、状況を正確に伝えることができます。

不動産買取に関するよくある質問

ここでは、不動産買取に関して多くの人が疑問に思うポイントを、Q&A形式で分かりやすく解説します。

不動産買取でよくあるトラブルは何?

不動産の買取でよくあるトラブルには、主に次のようなものがあります。

  • 査定額より買取価格が大幅に下がった
  • 契約直前に価格の変更を求められた
  • 契約条件(契約不適合責任など)の認識違い
  • 強引に契約を迫られた

 

これらのトラブルの多くは、価格の根拠や契約条件を十分確認していなかったことが原因で起こります。
特に注意したいポイントは次の通りです。

  • 査定価格は確定の価格なのか
  • 契約不適合責任の有無
  • 引き渡しの条件や契約解除の条件

 

これらを契約前に確認しておくことで、多くのトラブルは防ぐことができます。

不動産買取は仲介より必ず安くなる?

不動産の買取は仲介より安くなる傾向がありますが、必ず安くなるとは限りません。
一般的には、不動産会社が再販売を前提に買い取るため、次のような費用を考慮して価格が決まります。

  • リフォーム・修繕費
  • 販売広告費
  • 保有期間中の税金
  • 不動産会社の利益

 

そのため、買取価格は市場価格の70〜80%程度になるケースが多いとされています。
ただし、次のようなケースでは買取でも比較的高い価格になることがあります。

  • 立地条件が良い物件
  • 再販売しやすい人気エリアの物件
  • リフォームが不要な物件

 

査定後に価格が下がることはある?

査定後に買取価格が変更されるケースはあります。
不動産査定は、現地調査や権利関係の確認を行う前の概算価格として提示されることもあるためです。
特に次のような場合は価格が変わる可能性があります。

  • 建物の劣化が想定より進んでいた
  • 境界問題や権利関係の問題が見つかった
  • 再販売で見込める利益が変わった

 

ただし、合理的な理由がなく価格が大きく下がる場合は注意が必要です。
トラブルを防ぐためには、査定の段階で次の点を確認しておくと安心です。

  • 査定価格は目安なのか確定なのか
  • 価格変更の可能性はあるか
  • 価格が変わる条件は何か

 

また、複数の不動産会社の査定を比較することで、価格の妥当性を判断しやすくなります。

まとめ|不動産買取トラブルを避けるために失敗事例を知っておこう

不動産買取は、早く確実に売却できる便利な方法ですが、仕組みや契約内容を理解していないとトラブルにつながることがあります。
特に、査定価格と買取価格の違い、契約条件の認識違いなどがトラブルの原因になることが少なくありません。
こうした問題を防ぐためには、査定価格の根拠を確認し、契約条件をしっかり理解することが重要です。

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不動産買取を検討している方は、まずはお気軽にご相談ください。

 

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