知っておきたい売却の基礎知識info
ご自身の資産を長期的に考えると売却というのも選択肢の一つです。
ただし、売却すればその分手元に現金が残るかというと、必ずしもそうではありません。
資産の将来に悩んだとき、本当に売った方がいいのかどうか、判断できる知識が必要です。
今回はその諸費用について見ていきます。
売却する場合、どんな費用がかかるか、しっかりと把握しておきましょう。
資産の売却にかかる費用
|
①仲介手数料 |
不動産会社に支払う費用 売却価格×3％＋6万円×消費税 ※上記は400万以上の取引の場合 |
|
②抵当権抹消費用 |
金融機関に設定されている抵当権を抹消するために必要な手続きに関する費用 |
|
③印紙代 |
売買契約書に必要な収入印紙代 |
|
④測量費用 |
測量が必要な場合の測量費用 |
|
⑤金融機関への残金支払等 |
金融機関への残債がある場合の支払い |
|
⑥譲渡税 |
物件の売却により利益が出た時の譲渡所得税と住民税、固定資産税（都市計画税） |
一般的には売却時の諸費用と呼ばれるものです。
少なくとも売却価格の4～5％程度の費用がかかると考えておけばよいと思います。
すぐに現金が必要な場合、資産の売却はひとつの有効手段です。
また、相続等で引き継いだ資産なども売却をすることで現金化が可能です。
ただ、様々な状況を比べた際、必ずしも、【今、売却する】ことが最善の選択ではないこともあります。
売却を検討されるオーナー様は、【売却での収入】【今後の賃貸経営の収入】をぜひ一度比べてみてください。
