【空き家の売却を迷ってる方へ】放置するデメリットと解決策をご紹介info
「相続した空き家をどうするべきか分からない…」
「売却した方がいいのか、それとも貸した方がいいのか?」
このように、空き家の扱いに悩んでいる方は少なくありません。
しかし、空き家をそのまま放置すると、固定資産税の負担増・資産価値の低下・近隣トラブルなど、さまざまなリスクが発生します。
一方で、適切な方法で売却や活用を行えば、負担を減らしながら資産を有効活用することが可能です。
本記事では、
- 空き家を放置するデメリット
- 空き家の売却方法(仲介・買取・解体・リフォーム)
- 売却以外の選択肢(賃貸活用)
- 相談すべき不動産会社の選び方
について、専門家の視点から詳しく解説します。
「空き家をどうするか決めかねている」という方は、ぜひ最後まで読んで、最適な選択肢を見つけてください!
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空き家を放置する7つのデメリット
日本全国で増え続ける空き家は、適切な管理を怠るとさまざまなリスクを伴います。「相続したものの、活用する予定がない」「売却を迷っている」という方も多いのではないでしょうか? しかし、空き家を長期間放置すると、金銭的・法的・環境的なデメリットが生じる可能性があります。
ここでは、空き家をそのままにすることで発生する7つのデメリットを詳しく解説します。
1. 固定資産税の負担が増える
空き家を所有している限り、毎年固定資産税が発生します。特に、適切に管理されていない空き家は「特定空き家」に指定されるリスクがあり、その場合は固定資産税の軽減措置(1/6)が解除され、大幅に税負担が増える可能性があります。
固定資産税の増額例
状態 | 固定資産税の負担 |
---|---|
通常の住宅用地 | 1/6に軽減 |
特定空き家 | 軽減措置なし(約6倍) |
対策: 空き家を適切に管理し、特定空き家に指定されないようにするか、早めの売却を検討しましょう。
2. 劣化が進み資産価値が低下する
長期間放置された家は、雨漏りやシロアリ被害、カビの発生などで急速に劣化します。特に、木造住宅は湿気や風通しの悪さによって老朽化しやすく、修繕が必要になることも。
放置期間と劣化の進行度
放置期間 | 主な劣化要因 | 影響 |
---|---|---|
1年未満 | 湿気・ホコリの蓄積 | 軽微 |
3〜5年 | 雨漏り・シロアリ | 修繕費が増加 |
10年以上 | 建物の構造的な崩壊 | 取り壊しが必要になる可能性 |
対策: 早めに売却すれば、物件の価値が下がる前に手放せます。
3. 近隣トラブルや治安の悪化を招く
空き家は放置すると、不審者の侵入やゴミの不法投棄のターゲットになりやすく、治安の悪化につながります。また、庭の雑草が伸び放題になったり、倒壊のリスクがあると、近隣住民から苦情が寄せられることも。
4. 災害時の倒壊リスクが高まる
地震や台風などの災害時、老朽化した空き家は倒壊の危険があります。倒壊によって通行人や近隣住宅に被害を与えた場合、所有者が賠償責任を負うこともあります。
対策: 古い空き家は解体して更地にするか、早めに売却を検討しましょう。
5. 売却時に価値が大きく下がる
空き家は時間が経つほど建物の価値が低下します。さらに、「特定空き家」に指定されると解体を求められるケースもあり、売却のハードルが上がることに。
対策: 早期に売却することで、より良い価格での取引が可能になります。
6. 相続トラブルの原因になる
親族間で相続した空き家を放置すると、将来的に相続人同士で意見が対立し、トラブルに発展することがあります。また、相続登記を怠ると名義変更が複雑になり、売却が困難になるリスクも。
対策: 早めに売却や活用方法を決め、トラブルを回避しましょう。
7. 空き家の管理コストがかかる
空き家を維持するには、固定資産税だけでなく、草刈りや修繕、害虫駆除などの管理コストがかかることを忘れてはいけません。
主な管理費用の目安
費用項目 | 年間コスト(目安) |
---|---|
固定資産税 | 10〜30万円 |
草刈り・剪定 | 5〜10万円 |
防犯対策(巡回・警備) | 5〜20万円 |
対策: 早めの売却で管理費の負担をなくすことが重要です。
空き家を放置するデメリット まとめ
空き家を放置すると、固定資産税の増額・資産価値の低下・近隣トラブル・災害リスク・売却価格の下落・相続トラブル・管理コストの増加といったデメリットが発生します。
放置するほど問題が深刻化するため、早めに売却や活用を検討することが最善の選択肢となるでしょう。
空き家の売却方法3つ
空き家を売却する際、どのような方法があるのか知っていますか? 一口に空き家の売却といっても、状態や立地、目的に応じて適した方法が異なります。
ここでは、代表的な3つの売却方法について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。
空き家の状態で売る
「現状のまま空き家を売る」のは、最も手間がかからない売却方法です。
【特徴】・解体やリフォーム不要なので、売主の負担が少ない
・空き家をそのまま売るため、費用をかけずに売却できる
・早期売却につながるケースも多い
メリット
- コストをかけずに売れる:解体や修繕の費用をかけずに済む
- 売却までの手続きがシンプル:手間を最小限に抑えられる
- 更地よりも需要がある場合も:古家付き土地として購入する人もいる
デメリット
- 売却価格が安くなる可能性:築年数が経過しているほど評価が低くなる
- 買い手が限定される:再建築不可物件などは特に売却が難しい
おすすめの人
・できるだけ手間やコストをかけたくない人
・築年数が浅く、そのまま住める状態の空き家を持っている人
空き家を解体して土地にして売る
築年数が古い場合や、老朽化が進んでいる場合は、空き家を解体して土地として売る方法も有効です。
【特徴】
・「更地」として売ることで、買い手の需要が増える
・建物の状態が悪い場合に有効
・住宅用地としての活用が期待できる
メリット
- 売却のスピードが上がる:更地のほうが買い手が見つかりやすい
- 高値で売れる可能性:特に立地が良い場合、建物があるよりも評価が上がる
デメリット
- 解体費用が発生:一般的に100万〜300万円ほどかかる
- 固定資産税の軽減措置がなくなる:住宅用地の1/6減税が解除される
おすすめの人
- 老朽化が激しく、リフォームの価値がない空き家を持っている人
- 土地の需要が高いエリアで売却を検討している人
リフォームしてから売る
空き家の状態が良ければ、リフォームしてから売却する方法もあります。特に、築年数が浅い空き家や、少しの修繕で価値が上がる場合はおすすめです。
【特徴】
・リフォームで価値を高めることで、高価格で売却できる可能性がある
・見た目がきれいになるため、買い手が見つかりやすくなる
メリット
- 市場価値が向上:綺麗な状態にすることで、魅力的な物件になる
- すぐに住める物件として需要が高まる
デメリット
- リフォーム費用がかかる:数十万〜数百万円の投資が必要
- 確実に高値で売れるとは限らない:リフォームにかけたコストを回収できない可能性もある
おすすめの人
- 築年数が比較的新しく、リフォームで価値が上がる可能性がある物件を持っている人
- 資金に余裕があり、高く売却したい人
空き家を「貸す」という選択肢も
「空き家を売却するべきか迷っている…」という方におすすめなのが、「貸す」という選択肢です。
空き家を賃貸にすれば、継続的な家賃収入が得られるだけでなく、物件を維持しながら活用できます。
しかし、賃貸経営にはメリットだけでなくデメリットもあります。
ここでは、空き家を貸すメリット・デメリット、賃貸の方法について詳しく解説します。
空き家を貸すメリット
空き家を賃貸にすることで、さまざまなメリットが得られます。
- ①家賃収入が得られる
売却せずに毎月の家賃収入を得られるため、長期的な資産運用が可能です。
特に、都市部や駅近の物件なら安定した収益が期待できます。 - ②固定資産税の負担を軽減できる
賃貸として活用すれば、「特定空き家」に指定されるリスクを回避でき、
固定資産税の増額を防げます。
③物件の劣化を防げる
誰も住んでいないと空き家は急速に老朽化しますが、人が住んでいれば換気やメンテナンスが行われ、
建物の寿命が延びる可能性があります。
空き家を貸すデメリット
一方で、空き家を賃貸にすると、以下のようなリスクも発生します。
- ①入居者がすぐに決まるとは限らない
立地や築年数によっては空室期間が長引くリスクがあります。特に、地方の空き家は借り手が見つかりにくいことも。 - ②修繕・管理の手間がかかる
入居者が住む以上、定期的なメンテナンスが必要になります。
また、設備の故障やクレーム対応など、管理の負担が増える点もデメリットです。 - ③売却タイミングが制限される
賃貸にしてしまうと、借り手がいる間は売却が難しくなることも。
将来的に売る予定がある場合は、賃貸契約の内容に注意が必要です。
空き家の賃貸方法3つ
空き家を貸す方法には、主に3つの選択肢があります。
① 一般的な賃貸住宅として貸す
最もオーソドックスな方法は、賃貸物件として貸し出すことです。
不動産会社に管理を依頼すれば、入居者募集や家賃回収、トラブル対応も任せられます。
おすすめのケース
・住宅地にあり、需要がある空き家
・長期間にわたり安定した家賃収入を得たい場合
② 民泊やシェアハウスとして活用する
最近では、Airbnb(エアビー)などの民泊として活用する方法もあります。
特に、観光地や都市部では、短期賃貸としての需要が高いです。
おすすめのケース
・観光地や都心部にある空き家
・短期間の貸し出しで高収益を狙いたい場合
注意点:
民泊営業には許可や手続きが必要な場合があるため、事前に「住宅宿泊事業法」を確認しましょう。
③ 定期借家契約で貸し出す
「将来的に売却するかもしれない」「数年後に自分で使う予定がある」という場合は、定期借家契約を活用するとよいでしょう。
定期借家契約とは?
一定期間だけ貸すことができ、契約満了後は借主に退去してもらう仕組みです。
おすすめのケース
・いずれは売却を考えている場合
・期間限定で貸したい場合
注意点:
通常の賃貸よりも借り手が見つかりにくいこともあるため、
需要があるエリアか事前に確認しておきましょう。
空き家の売却は「仲介」と「買取」どちらが良い?
空き家を売却する際、多くの方が「仲介と買取、どちらが良いのか」と悩みます。
仲介と買取の違いを理解し、自分の状況に合った方法を選ぶことが大切です。
この章では、それぞれの売却方法の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。
不動産仲介とは?
不動産仲介とは、不動産会社が買い手を探して売却をサポートする方法です。
市場価格に近い価格で売れる可能性があり、特に高値売却を狙いたい人に向いている方法です。
仲介のメリット
- 市場価格に近い価格で売却できる
- 売却活動をプロに任せられる
- 買い手が見つかれば高額での売却が可能
仲介のデメリット
- 売却までに時間がかかることがある
- 買い手が見つかるまで維持費が発生する
- 売却成立まで契約の手続きが必要
仲介に向いている人
- できるだけ高値で売却したい
- 売却までに多少時間がかかっても問題ない
不動産買取とは?
不動産買取とは、不動産会社が直接買い取る方法です。
「すぐに売りたい、手間をかけたくない」という人におすすめの選択肢です。
買取のメリット
- 最短1週間で売却できる
- 仲介手数料がかからない
- 内覧や売却活動が不要
買取のデメリット
- 市場価格より安くなる(相場の6〜8割が目安)
- 不動産会社によって買取価格に差が出る
買取に向いている人
- 早く現金化したい
- 売却活動の手間を省きたい
- 老朽化した空き家を持っている
仲介と買取の違いを比較
売却方法 | メリット | デメリット | 向いている人 |
---|---|---|---|
仲介 | 高く売れる可能性がある | 売却に時間がかかる | できるだけ高く売りたい人 |
買取 | すぐに売却できる | 市場価格より安くなる | 早く売りたい・手間を省きたい人 |
空き家の売却に関する相談は「トヨオカ地建」へ
空き家の売却を検討しているものの、「どこに相談すればいいのか分からない」「仲介と買取のどちらがいいのか決めかねている」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか? このようなお悩みをお持ちの方はぜひトヨオカ地建にご相談ください。空き家の売却には専門的な知識が必要であり、適切な売却方法や価格設定を誤ると、売却期間が長引いたり、想定よりも低い価格で手放すことになってしまうこともあります。「トヨオカ地建」では、不動産売却のプロが一人ひとりの状況に合わせた最適な売却プランを提案し、スムーズな取引をサポートします。
また、仲介と買取の両方に対応しているため、「できるだけ高く売りたい」「すぐに売却して現金化したい」といった個別のニーズにも柔軟に対応可能です。
空き家の売却でお悩みの方は、まずは無料査定からご相談ください。
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